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HPVワクチン(子宮頚がんワクチン)

子宮頚がんの原因はほとんどすべてがヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によるというのが現在の知見です。HPVはHPV陽性の男性との性交渉により感染するものなので、初めての性交渉以前にワクチンを接種しておくことによりHPVの感染、ひいては子宮頚がんを高率に予防することができます。実際にこのワクチンの先進国であるオーストラリアやイギリスなどでは子宮頚がんが近年激減しています。2020年秋には、ヨーロッパにおいて接種した方はしない方に比べて、子宮頚がんの発病が9分の1に減少したという大規模調査の結果が論文になりました。日本でも9年前から公費補助によりワクチン接種が推進されてまいりましたが、残念なことに副反応の報告が大きく報道されてその後は接種される方が少ない状況でした。しかしその間の研究で、ワクチンと副反応の因果関係については、医学的に確立されず現在に至っています。なお、昨年から再度案内を送付するようになったこともあり、接種される方は増加に転じております。

* 接種をご希望になる場合は、まず横須賀市こども健康課(824-7141)にお電話のうえ、当院でのワクチン接種の希望をお伝えください。その後当院にお電話をいただき、日時のご予約(ワクチンは通常と異なるルートで納入されるため、届くまで最低でも1週間程度の時間をいただきます。極力早めにご予約ください)をお取りいただきますようお願いいたします(2回目、3回目の接種も同様です)。

* 当院では原則として4種類のHPV(ハイリスク16型、18型のほか低リスクの6型、11型)の感染を予防できる「ガーダシル」を接種しています。1回目の約2か月後に2回目、2回目の約4か月後に3回目という、3回接種になります。

* 横須賀市無料接種の対象は小学6年生から高校1年生までの女性です。無料接種の条件として、高校1年の3月までに3回目の接種を完了する必要がありますので、遅くとも高校1年の夏ごろまでには1回目の接種を受けてください。

* 対象年齢以外の方で接種ご希望の方は1回17,000円(税別)です。

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