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人工妊娠中絶手術

人工妊娠中絶は産婦人科の中でも、定期的に研修を受講している母体保護法指定医のみ実施することができるという決まり(母体保護法)になっています。当院は母体保護法指定医です。

人工妊娠中絶は日帰りで手術を行っています。個室の回復室・専用の手術室がありプライバシーと安全に最大限配慮しており、かつリーズナブルな費用で手術を行っています。

中絶手術を受けようと思っている方にご注意!

妊娠5週0日までの中絶手術を安価で行うとPRしているクリニックがあります。しかし妊娠5週0日まででは胎嚢が超音波で確認できないので異所性妊娠(子宮外妊娠)の可能性も否定できないうえ、取り残しがあっても確認できないために非常に危険であり中絶手術は禁忌(絶対行ってはならない)と定められています。くれぐれもご注意ください。

手術前後の流れ

初回ご来院時に、超音波、術前採血(場合によって心電図も)と手術同意書等のご説明をいたします(子宮内に胎嚢が見えない場合、採血等は後日になる場合もあります)。当院で実施できる週数は、手術日に12週未満(11週6日まで)ですが(これは法律による決まりです)、週数は最後の生理の開始日だけではなく超音波での大きさからも参考にしますので、生理日からの計算で12週を超えていても、超音波で12週未満と診断されれば実施可能です。

手術当日は午前9時15分にご来院いただきます。超音波で状態を確認ののち子宮の出口を拡張する前処置を行いますが、この段階から手術が始まっているとの認識のもとこの後は外出できません。子宮口が十分広がるまで、最低でも3時間かかります。ここを端折って十分広がっていないうちに手術を行うと、子宮を傷つけたり最悪の場合子宮に穴をあけてしまう場合があり大変危険です。午後1時から手術を行い、麻酔が完全にさめ安全に帰宅できる午後4時から5時くらいの間に退院の予定です。術後薬を3日分処方いたします。必ず飲み切ってください。痛み止めも入っていますので術後の痛みも少なく、翌日からはほぼ普段通りの生活ができるはずです。

術後約1週間でもう一度ご来院いただき、子宮内部の出血の残りの様子を超音波でチェックして経過に問題がなければすべて終了です(術前1回、手術日、術後1回の計3回のご来院で結構です。不調がなければそれで十分です)。ピルが必要な場合は術後診察日に処方でき、その日から内服していただけます。

当院は「痛みの少ない治療」を心掛けております。手術当日の朝に行う子宮の出口を拡張する前処置も通常より痛みの少ない材料と方法を用い、手術も鎮痛剤等を最大限使用し麻酔の効きを確認しながら行いますので、痛みに弱い方でも我慢できないほどの痛みはないはずです。ご安心ください。

費 用

中絶は自費診療で、その費用は週数により違いがあります。これは、手術のリスクや手術中の超音波ガイドを必要とするか否かの違いがあるからです。週数は手術日時点での週数です。

土曜・日曜も手術を受けることができ、当院では土曜・日曜の割増の費用はいただいておりません。

* 妊娠8週6日まで 105,050円(10%税込)

* 妊娠9週0日~9週6日まで 109,000円(10%税込)

* 妊娠10週0日~11週6日まで 138,500円(10%税込)

以上の費用はお薬代等すべて含むもので、当日はそれ以上の費用はかかりません。ただし、心電図を手術当日に検査することがあり、その場合は当日に1,000円程度の費用が追加されます。

当院の手術は電動吸引法を中心とした方法で無理な子宮内の「そうは」は行わない、子宮にやさしい方法です。手動真空吸引法(MVA)でも手術できますが(9週以上の手術には使用できません)、この方法をご希望の方は材料費(22,000円税込)が上記費用に追加されます。

クレジットカードでの支払いもご利用いただけます。その場合、手術日のご来院時に上記金額を決済させていただきます。 

 

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